骨伝導イヤホンって実際どうなの?主婦が日常使いしてみた結果【OpenMove Shokz レビュー】

商品紹介

発売当初話題になった骨伝導イヤホン。音楽を聴きながら外の音も聞こえるというメリットから、「家事や子育てにおすすめ!」と紹介されることもあります。

実際、骨伝導イヤホンってちゃんと聞こえるの?

そこでこの記事では、実際に骨伝導イヤホンを日常使いしている筆者が、骨伝導イヤホンの使い心地をレビューしていきます!

・家事をしているときはちゃんと聞こえる?
・外出先で使える?
・音質はどう?
・装着感は?耳は痛くならない?
骨伝導イヤホンの購入を検討している主婦(夫)の方や、仕事での使用を検討している方も、ぜひ参考にしていただければと思います。

今回レビューする骨伝導イヤホン「SHOKZ OPENMOVE(ショックス オープンムーブ)」

現在私が使用している骨伝導イヤホンはSHOKZ(旧AfterShokz) のエントリーモデル「OPENMOVE」です。
SHOKZ(旧AfterShokz)は骨伝導イヤホン専門のメーカー。骨伝導イヤホンといえばまずこのブランドの名前が挙がり、様々なレビューや比較サイトでも常に上位にランクインしているメーカーです。
SHOKZのイヤホンはハイモデルだと2万以上するものもありますが、エントリーモデルの「OPENMOVE」は税込11,800円。
イヤホンの価格相場がガンガン上がっている現代において、比較的購入しやすい価格かと思います。

主婦が骨伝導イヤホンを使ってみた感想・レビュー

早速、実際に骨伝導イヤホンを日常使いしてみて良かった点・悪かった点を忖度なしでご紹介します!

骨伝導イヤホンで音はちゃんと聞こえるのか?

骨伝導イヤホン最大のメリットは外の音が聞こえる点ですが、それ故に「ちゃんと音楽が聞こえるの?」と思いますよね。使用場面ごとに、音の聞こえ具合を確認してみました。

家事

使用場面 評価 備考
料理 お皿洗いなど水を使うときは少し聞こえにくいが、基本問題なし。
洗濯 基本問題なし。
掃除 掃除機をかけているときは音量をMAXにしてようやくはっきり聞こえる。
お風呂掃除など水回りの掃除の際は若干聞こえにくくなる。

家事中に使用した結果です。基本的には問題なく聞こえるものの、やはり掃除機や水音など、大きな音がするときは聞こえにくくなります。

私は掃除機をかける前に事前に音量を上げています。

加えて気になったのは、Bluetoothの通信距離です。2階から1階に置いてあるスマホと通信しようとしたところ、プツプツと音が切れる状態に。部屋の扉は1階だけ閉めている状態でした。

こちらは使用するイヤホンやご自宅の間取り・環境で大きく変わるかとは思いますが、参考にしていただければと思います。

外出

使用場面 評価 備考
交通機関
(電車・バスなど)
聞こえるが、満員電車や座っている時など、隣の人との距離が近いと音漏れが心配。
街中(徒歩) 車通り・人通りが少ない場所では問題なし。賑やかな場所や車通りが多い道は音量を上げる必要がある。

外出の際に骨伝導イヤホンを使用した結果です。どうしても耳をふさがない設計上、音漏れは発生しやすいのがネック。

実際に電車内で隣の人に音漏れを注意されたことはありませんが、夫に聞いたところ「隣にいると、静かなところではなんとなく音が聞こえる」とのことでした。

とはいえ、話しかけられたときや周囲に異変があったときなど、すぐ気付けるのはメリットです。

特に妊娠中は、外出時に耳を塞ぐのが怖かったため、私は骨伝導イヤホンを使っていました。

電車内では普通のイヤホンにするなど、使い分けるのがいいかもしれません。

通話

使用場面 評価 備考
通話 相手の声がはっきり聞き取れる。

正直、一番メリットを感じたのは通話です。相手の声がはっきり聞こえますし、相手方に聞いたところ、こちらの声もクリアに聞こえるそうです。

TVやYOUTUBEをながら見しながら通話もできますし、通販が届いたときもインターホンの音に気付けます。

テレワークの方や電話を頻繁にする方におすすめ!

骨伝導イヤホン openmoveのつけ心地・装着感は?

続いて、骨伝導イヤホンのつけ心地についてです。装着感は体格や体形、使用するイヤホンによってかなり変わると思いますので、参考程度に見ていただければと思います。

身長155センチ・標準体型・女性の場合の感想です。

結論:骨伝導イヤホン openmoveの長時間使用は疲れるかも

結論から言うと、私の場合、長時間は使用できませんでした。

骨伝導イヤホンは、耳の上部(こめかみのあたり)を挟み込む設計になっています。

私が使用しているopenmoveは比較的この挟み込みがしっかりしていて、ずれないのはいいものの、1時間~1時間半くらいで圧迫感を感じます。

「痛い!」というほどではありませんが、やはり締め付けは感じますので、一度外して首にかけておいて、しばらくしたらまた使用するようにしています。

ネックバンドタイプは髪型を選ぶ

また、使ってみて意外と面倒に感じたのは、髪型によっては骨伝導イヤホンをつけにくいという点です。

openmoveのように、多くの骨伝導イヤホンは後頭部をぐるっと囲むネックバンドタイプです。

そのため、ショートヘアや髪をひとつに結ぶ方ならいいのですが、以下のような場合は注意が必要です。

・髪をおろしている(耳を隠している)場合、一度髪をかき上げて装着しないといけない
・髪型によってはネックバンドが引っ掛かり装着しにくい
・大きなヘアアクセサリーなどをつけると装着できない場合もある
特に最近は外出先ではマスクが必須ですよね。
スクを取り外す際は一度イヤホンを持ち上げないといけないので、それも意外と面倒なポイント。
ちなみに、私が装着した場合は以下の写真のようになります。
ネックバンド周りはだいぶ余裕があります。

SHOKZ openmoveの音質は?

音質は、イヤホンのモデルによっても大きく変わります。
私の使用するSHOKZ openmoveの音質をレビューします。

人の声がはっきりと聞こえる

SHOKZ openmoveの場合、人の声はとてもクリアに聞こえます。そのため、通話が多い、ラジオをよく聞く方はメリットを感じられると思います。

音楽は必要充分

音楽については、特に悪いというわけではありませんが、やはり同価格帯の通常のイヤホンに比べるとやや劣る部分はあります。重低音がいいとか、音が伸びるといった特徴は感じられません。

ですが、別に音がガサガサとするわけではありませんし、特別音質にこだわりがない、普通に音楽が聞ければいい、という方には充分な音質です。

ちなみに、筆者は通常のイヤホンは6000円前後のものを使っており、openmoveの音質が悪いと感じたことはありません。

じっくり音楽鑑賞をしたい場合は、通常のイヤホンを使うのがおすすめです。

骨伝導イヤホンはこんな人におすすめ!

骨伝導イヤホンはこんな方におすすめできます。

・音楽は聞きたいけれど外の音も聞こえる状態にしたい方
・骨伝導イヤホンを主に自宅で使用する方
・通話メインで骨伝導イヤホンを使用する方
・音楽を聴きながら家事をしたい主婦(夫)さん
逆に、音質を重視する方や純粋に音楽を楽しみたい方には不向きです。個人的には、通常のイヤホンと骨伝導イヤホンは2台持ちして、用途によって使い分けるのがいいかと思います。
やはり耳を塞がない、外の音も拾えるというのは骨伝導イヤホン最大のメリットです。
イヤホンって、2万、3万が当たり前になってますよね。でも音質にはそこまでこだわらないし、そんなに高いものは買う気がない…
そんな「イヤホンに高額はかけたくないけど、Amazonに沢山ある中国製品は不安だし、それなりのものが欲しい」という方には、ぜひ今回ご紹介したopenmoveをおすすめします。
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